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優先度マトリクスの使い方

優先度マトリクスは、タスクを『緊急度』と『重要度』の2軸の平面に配置して、本当に先に手を付けるべき仕事を見極める画面です。締切が近い順に処理していると後回しにされがちな「重要だが急ぎではない仕事」を可視化できます。ここで扱うタスクもガントチャートやカンバンと同じものです。

Priority Matrix Overview
優先度マトリクス

1. 基本操作

ビューを追加し、タスクを平面上に置いていくだけで優先順位が整理されます。

優先度マトリクスを追加する

画面左側のサイドバーにある『一覧』ボタンをクリックし、『優先度マトリクス』の右にある『+』ボタンを押します。名前を入力して確定すると、画面上部にタブが追加され、マトリクスが開きます。

Add Priority Matrix

4つの象限の意味

横軸が右に行くほど緊急度が高く、縦軸が上に行くほど重要度が高くなります。平面は4つの象限に分かれ、それぞれ取るべき行動が異なります。

  • 象限 I: 重要かつ緊急: 今すぐ着手すべきタスクです。トラブル対応や締切直前の作業が入ります。ここが常に多い状態は、計画段階に問題があるサインです。
  • 象限 II: 重要だが非緊急: 計画的に時間を確保すべき、成果に最も効くタスクです。改善活動や仕組みづくり、教育などが該当します。意識して着手しないと後回しになり続けます。
  • 象限 III: 緊急だが非重要: 急かされるものの成果への影響が小さいタスクです。定型作業や単純な問い合わせ対応など、任せられないか、簡略化できないかを検討する対象です。
  • 象限 IV: 非緊急かつ非重要: 本当に必要か見直す対象です。やめる判断をしてよいタスクが埋もれていることがあります。

タスクを配置する・解除する

画面左の『未配置タスク』には、まだ優先度が設定されていないタスクが並びます。ここからカードを平面上の任意の位置へドラッグすると配置が完了します。配置後もドラッグで位置を微調整でき、象限の境界付近にあるタスクの扱いを検討する際に役立ちます。配置を取り消したい場合は、カードを『未配置タスク』のエリアへドラッグして戻してください。

Place Task

優先度スコア

配置した位置から、0〜100の優先度スコアが自動計算されます。スコアは緊急度を40%、重要度を60%の重みで評価するため、同じくらい急ぎのタスクなら重要なものが高く出ます。締切に引っ張られて判断がぶれるのを防ぐための指標です。

詳細パネルから優先度を設定する

マトリクス画面を開かずに、タスクの詳細パネルから優先度を設定することもできます。詳細タブの『マトリクスを設定する』をオンにすると小さな平面が表示され、クリックした位置がそのタスクの緊急度・重要度になります(初期値は中央です)。ガントチャートでタスクを作りながら、その場で優先度を決めておく使い方ができます。

Set Priority from Detail Panel

2. 表示の調整と絞り込み

タスクの数が増えても平面が見づらくならないよう、表示方法を切り替えられます。

表示モード(詳細カード / 簡易バッジ / ドット)

『詳細カード』は担当者や期限まで表示するため、少数のタスクを検討するときに向いています。タスクが多く重なって見えにくい場合は『簡易バッジ』でタスク名だけの表示に、さらに全体の分布を俯瞰したい場合は『ドット』に切り替えてください。どのモードでもクリックすれば詳細パネルを開けます。

Display Modes

絞り込みとズーム

プロジェクト、担当者、タグ、キーワードでの絞り込みに加え、『完了を隠す』で終わったタスクを除外したり、『親タスクを含める』で上位のタスクも配置対象にしたりできます。特定のカンバンビューを選べば、そのボードの工程に乗っているタスクだけを表示することも可能です。平面はズームイン・ズームアウトができ、密集した部分を拡大して確認できます。これらの設定もビューごとに保存されます。

Filters and Zoom